|

東京穀物商品取引所の歴史
日本の先物取引の始まりは、江戸時代中期の1730年(享保15年)大坂堂島米会所での米取引までさかのぼります。
一方、江戸では大阪より少し遅れて東日本の廻米について、小網町、小舟町、あるいは藩の蔵屋敷において米会所が開設されました。
東京穀物商品取引所は、1874年(明治7年8月)、米の先物取引のために設立された中外商行会社を源として、蛎殻町米会所、東京米商会所、東京米穀取引所と変遷し、1908年(明治41年)に東京米穀商品取引所になりました。そして第二次世界大戦により統制経済が強まり、1939年(昭和14年)7月に閉鎖を余儀なくされました。
そして、1951年(昭和26年)の雑穀統制解除をきっかけとして、1952年(昭和27年)9月に農産物の先物取引を行う取引所として新たに設立されました。
東京穀物商品取引所の上場商品
商品取引所で取引されている商品を『上場商品』と言います。東京穀物商品取引所では、次の商品が上場商品として取引されています。
とうもろこし
主産地である米国のアイオワ、イリノイなど10州(コーンベルト地帯)で、世界総生量の約1/3が生産されます。我が国は、ほぼ全量を輸入(9割以上は米国)しており、用途は7割が飼料、その他食品などに使用されます。

非遺伝子組換大豆(Non-GMO大豆)
遺伝子組換えされていない食品用の大豆で、我が国の輸入される食品用大豆のほとんどがNon-GMO大豆となっています。しかし、米国でのNon-GMO大豆の作付け面積は、年々減少傾向にあります。

一般大豆
遺伝子組換え不分別の大豆です。アメリカが最大生産国であるものの、近年はブラジル、アルゼンチンなど南米での生産量が増加しており、この2ヶ国の合計が、アメリカを上回るまでになりました。

大豆ミール
ほとんどが飼料用の植物性蛋白原料として消費されています。消費量の約8割は国内で生産されますが、原料の大豆は全て海外から輸入しています。畜産需要の拡大に伴い、ここ10年で約1.6倍の伸びをしめしています。

コーヒー生豆(アラビカ種)
世界のコーヒー生産の7割を占める最もポピュラーな品種です。我が国は、世界第3位のコーヒー消費国として、ブラジル、コロンビア、エチオピア、グアテマラなどから全量を輸入しています。

コーヒー生豆(ロブスタ種)
病気や害虫に強いことを特長とし、世界のコーヒー生産量の約3割を占めています。主産国は、ブラジル、インドネシア、ベトナム、アフリカ諸国などです。

小豆
和菓子などの原料として広く用いられ、北海道産を中心に、不足分を中国などから輸入しています。近年は、関税のかからない製あんでの輸入が増加しています。

粗糖
世界各国で生産されていますが、大部分は自国で消費され、世界に流通する輸出入量は約3,500万トンです。日本では、オーストラリア、タイなどから年間160万トンを輸入しています。
|