東京穀物商品取引所 Mr.トーコクの「農産物先物取引」講座
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「農産物先物取引」って何? 損益の仕組み

先物取引には、2つの決済(取引を終了させる)方法があります。

受渡し
約束した期限に契約した価格で商品と代金の受渡しをして取引を終了することを受渡決済といいます。

差金決済
納会日までに商品の受渡しによって取引を終了せず、反対売買により金銭を授受することで取引を終了すること。


「安く買って、高く売る」「高く売って、安く買う」これが先物取引の原則です。

<差金決済のしくみ>


価格が上がると予測したら「買いから」
例えば大豆の10月限の価格が25,000円の時に買い契約。
8月の28,000円になった時点で転売すれば、3,000円の差金を得ることになります。

グラフA

価格が下がると予測したら「売りから」
例えば大豆の10月限の価格が25,000円の時に売り契約。
7月の23,000円になった時点で買い戻しすれば、2,000円の差金を得ることになります。

グラフB

実際の損益


取引単位は「1枚」になっており、例えば、大豆は1枚が50tになります。
取引所で決められる価格は1tあたりなので、10円の値動きは1枚あたり500円の値動きとなります。

と、いうことは...

10円(値動き)=10円/t×50倍(50t)(売買単位)=500円(実際の損益)

具体的に説明すると....

25,000円で買い付けて、2ケ月後に 28,000円で決済のために転売したとします。

25,000円 → 28,000円で転売 = 3,000円の利益

実際は、3,000円 × 50倍 = 15万円の利益となります。